こんにちは。富永貿易国際事業部に配属された、新入社員の荒瀬です。 今回は、国際事業部の業務内容や魅力について紹介していきます。
国際事業部は海外の原料(ナッツや海藻、ドライフルーツ等)を輸入する業務と、青果物(梨や長芋など)を海外に輸出する業務の二つを行っています。
扱う商材によって、アメリカやインド、ベトナム、フィリピン、中国、韓国、台湾、香港、ペルー、オーストラリアなど様々な国と取引を行っています。その中でも、一番取り扱いが多いものはナッツです。
私たちはアーモンドやクルミなどのナッツ類を主にアメリカやインドから輸入し、ナッツの加工業者や食品メーカーに納品するまでを主に行っています。私たちがナッツ加工業者に納品したナッツは、その後各業者からお菓子メーカーや、食品メーカーに納品され、みなさんが普段食べられているような商品となり、スーパーやコンビニの売り場に並びます。
このように、私たち国際事業部は商社機能を活かしたBtoBの業務を行っているため、お店に並んでいる商品には富永貿易と記載がされていないものが多いです。しかし、実際には様々な商品に私たちが輸入した原料が使われているため、お店で私たちが関わった多くの商品を見るとやりがいを感じます。
また、富永貿易の他の部署との大きな違いは、海外の仕入れから日本企業に卸すまでの過程を、1つの部署で行っていることです。さらに、その一連の流れに加えて、在庫管理、品質管理、新商品の開発までも行っています。営業担当が得意先との商談や現地のサプライヤーとの契約、お客様からのご指摘対応などを行い、業務担当が船積みの手配や輸入手続き、出荷手配などを行います。通常であれば複数の部署で役割を分担しているところを一部署で完結するため、一連の流れがスムーズに進む一方、他部署との関わりが少なくなってしまうという特徴がある部署です。
国際事業部の具体的な業務について、営業担当のMさんにインタビューをしました。
仕事をする上で一番やりがいを感じるときはどんな時ですか?
やっぱり売れた時です。特にコンテナ単位の商売を決めたときは大きなお金が動くため、その分やりがいを感じます。
仕事をする中で一番難しいことはなんですか?
どんな仕事でもそうですが、ミスが許されないことです。特に国際事業部では、取引相手がオーナーや社長さんであることも多いため、ミスをおかしてしまうと取引に影響が出てしまうリスクもあります。
今までで一番大変だったエピソードはありますか?
お客様からピスタチオの品質トラブルのご指摘を受けたときです。
80ケース分(約1トン)のピスタチオを一粒ずつステンレスの台に並べて、二日間続けて検品を行いました。その時倉庫の室温が5℃しかなく、ダウンを着て検品を行ったことが記憶に残っています。結局、その中で品質に問題があるものは出てこなかったのですが、損害が出てしまった場合、利益分を補うには、膨大な金額を売り上げなければいけません。輸入業は遠い海外と取引を行うため、配送中のトラブルや現地の業者との価値観の違いなどから様々なトラブルが起こりやすいです。
今後の目標はなんですか?
取扱量を現在の1.5倍にすることを目指しています。
現在ナッツの輸入に関しては富永貿易が日本で4,5番目に多くの量を取り扱っています。10名という少ない人数で行っていることは誇れることですが、やはりもっと取扱量を増やし、さらに強い交渉力を得たいです。
最後に国際事業部の魅力はなんですか?
やはり仕入れから販売までを一気通貫で行っているため、自分で買ったものを自分で売れることです。また、そのため新しいことに挑戦しやすいのも魅力だと思います。
Mさんに一日のスケジュールも伺いました。
以上インタビューにもご協力いただき、国際事業部の業務内容や魅力について紹介しました。部署のメンバーは皆さんとても優しく、何でも質問しやすい雰囲気です!
入社したばかりで、実際の業務はまだまだこれからですが、私自身大学で英語を学んでいたため、海外と関わる仕事ができることがとてもうれしいです。早く業務を覚えて役に立てるように、精一杯頑張りたいと思います!!
過去の記事に国際事業部の他のメンバーのインタビュー(2021.01.29、2020.11.27)も載っていますので、ぜひご覧ください。
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