営業管理職研修を実施しました

11月に神戸本社にて「営業管理職(マネージャー)研修」を行いました。

これまでブログの中では、新入社員研修などを紹介させていただきましたが、今回は『営業部のマネージャー』を対象とする研修です。

営業本部本部長に研修目的や研修に対する想いを聞いてきました! 


研修の目的を教えてください

実は営業部のマネージャーのみを対象とする研修は今回がはじめてなんです。

目的は大きく2つ。

・営業部の方針、取り組みの理解、認識合わせ

・“営業部”マネージャーの役割とは何か

この2年間、富永貿易の営業を進化させてきました。進化の中身については長くなるので割愛しますが、その意図や目的を営業部で認識を持たずに進めているとも感じていました。

組織として、営業目標達成のために目線を合わすことは重要です。そこで、まずはチームをまとめるマネージャーに『自身の役割は何なのか』を認識してもらいたいと感じ、実施しました。


どのような研修をしたのですか?

ざっくりと言うと、企業の目的、目標とは?営業部の仕事と役割とは?マネジメントとは?といったインプットと、営業部内の階層[本部長、ゼネラルマネージャー(GM)、マネージャー等]ごとの「役割」「権限」「義務」は何かをグループワークでアウトプットしました。

会社全体における「マネージャー」の役割は人事制度で言語化されていましたが、“営業部”に落とし込んで、明確化しようといった内容です。いきなり話し合うのではなく、言葉の定義を学んでからワークに入りました。


研修を実施してどうでしたか?感想をおしえてください

営業部のマネージャー全員が一つの場所に集まり、営業活動など目の前のことでなく、組織や富永貿易の将来について議論しあうことがはじめてでした。普段異なる場所で仕事をしているので、対面で一斉に集まる機会が少ないのですが、お互い顔を見ながら会社の未来を話すことができたのが良かったです。

研修後は社長や専務など役員を含めて懇親会を行ったのですが、とても雰囲気が良く、会社に対する想いなども語り合いました。


実施後、なにか変化を感じることはありましたが?

マネージャーと部下との間で研修内容を意識した会話やマネージャー同士で一つの課題に取り組む姿勢が生まれたと感じます。上の指示を仰ぐのではなく、自律性が生まれましたね。

研修では「目標からの逆算」など仕事を行う上で基本的なことも話し合いましたが、実際仕事をしていると実践や実行が難しかったりします。富永貿易のSPIRITの一つである「凡事徹底」を再確認した研修となりました。

営業マネージャー研修はこれで終わりではなく、第2回を12月に実施予定です。出されている課題の取り組みについて、本部長やGMからのフィードバックや外部講師からアドバイスをもらう予定にしています。

今後は、営業だけでなく人材育成として人事を巻き込みながら継続的に取り組めるものにしたいですね。


参加した営業部マネージャーの声

『マネジメントとは何か?』、『富永貿易の“営業”マネジメントの定義化』といった概念的なものから『目標設定や達成に向けた行動の具体化、言語化』のような日々の活動に活かせる具体的な内容まで限られた時間の中で学ぶことができました。

マネージャーとして個人で学ぶことはもちろん重要ですが、今回のように営業部門全体で会社の方針や目標について議論し理解を深める機会はチームとしての方向性を揃える上でとても大切であると感じたので、今後も継続していきたいです。


ありがとうございました!お話を聞き、「具体性や言語化」「共通認識」の言葉が印象に残りました。研修はこれからも続きますので、よろしくお願いします!

最後は懇親会写真です♪お疲れ様でした!